自分の中で明確なラインが必要

8月 6, 2017 · Posted in 教育, 新人 · 自分の中で明確なラインが必要 はコメントを受け付けていません 

新人のときは仕事を覚えていないので、上司に叱られる事が多い。しばしばそれが行き過ぎて、モラハラと言われるレベルの嫌がらせになってしまうわけだが、新入社員は未熟である事が罪悪感となって、なかなかその事実に気付く事が難しいという問題がある。
とはいえ、ちょっとした嫌味や上司の側のストレスから出た軽い失言程度を咎めていたらきりがないだろう。上司も人間だからだ。
そのため、モラハラに関しては、受ける側が何かしらの明確なラインを引いて「自己判断」できるようになる事が重要だ。

例えば仕事と関係のない人格批判などは明白なモラハラであるし、相手の弱みに付け込むセクハラもそれに含まれる。
しかし組織における上司の嫌がらせというものは、残念ながら伝統になってしまっている事がある。そのような心無い態度を取ってくる上司も、自らが新人であったときには同じような嫌がらせを受けている事があるのだ。その上で何かしらの解決策を取るとしたら、組織の中にいては難しい事もあるだろう。
昨今の先進的な企業の中には、セクハラなどをはじめとする被害の連絡室が設けられているケースもあるが、そのような企業は残念ながらまだ少数である。なので、受けている被害が自分の人生に支障がでるレベルであれば、早い段階で転職を考えるというのも前向きな解決策の1つだろう。
我慢し続けていては精神が参ってしまい、鬱などの病気にかかってしまうかもしれない。無理に続けようとはせず、早々に転職した方が良いだろう。

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